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介護施設の夜勤で最大の敵3つと対処法。睡眠時間・緊急時対応・昼夜逆転。

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介護職の夜勤といえば睡眠時間を削ってヘトヘト…。なにかあったらどうするの…?などたくさんの不安があると思います。

実際に5年以上夜勤をしてみてわかった最大の敵を3つあげてみました。

 

介護職の夜勤において最大の敵3つと対処法

はじめに、簡単に3つの敵と不安をまとめておきます。

 

  1. 睡眠時間が少ないことによる疲労。眠い。仮眠はとれるの?
  2. 緊急時の対応。高熱や急変、転倒したときの対応について
  3. 不眠の利用者へ付き添い、ナースコールへの対応

 

主にこの3つについて書いていきます。少しでも夜勤についての不安が解消されれば嬉しいです。

 

 

介護職の夜勤は仮眠できるの?夜は辛いのか。

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まずは夜間勤務することでの睡眠不足についてです。「普段自宅では23時から6時までガッツリ寝ている私でも大丈夫?」という不安がありますよね。

 

 僕が働いている現場の同僚には、自宅では晩酌をして毎日21時には眠っているという方もいます。その他の職員も、自宅ではガッツリ眠っている方ばかりです。

 

特別夜に強くなければ夜勤をするのは難しい、ということはありません。

 

しかし、あらかじめ夜勤と睡眠との関係について知っておかなければならないこと、事前に心構えが必要なことがあります。

 

まずは夜勤中の仮眠がとれるかどうか、です。「夜勤って仮眠がとれるのが当たり前でしょ?」と思われがちですし、勤務時間の規則上とれることが前提となっていることもあります。

 

たとえば18時間拘束で16時間勤務(2時間仮眠)《16時~翌10時》などの勤務時間に設定されているのを見かけることがあります。

※18時間拘束とは実際に出勤してから退勤するまでの時間が18時間。16時間勤務とは休憩時間を除いた実際に働く時間です。

 

2時間仮眠』と募集要項に書いているから当然2時間はしっかり仮眠が取れる、という考え方は注意です。

 

利用者を見守りをする人員配置上、規則上仮眠時間を設けているが、実際に仮眠を取るのは難しいという施設もあります。

 

一方で、規則どおり2時間は別室で仮眠できるという施設もありますので、事前に確認することを強くオススメします。

 

ちなみに、18時間拘束で実質仮眠無しという勤務と2時間仮眠ありという勤務、どちらも体験したことがありますが、2時間の仮眠をなめてはいけません…。当日の勤務の疲労感や睡魔はもちろんのこと、夜勤明けにまで多大なる影響を与えます。

 

実際に仮眠がとれるか、とれないかはとても重要なことです。

 

介護施設での夜勤中、緊急事態発生!!どうすればいい?

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2つ目は緊急時の対応についてです。様々な病気や事故が考えられますので、代表的なことをあげると

 

高熱や急変(意識障害など)、転倒です。特に高熱転倒は少なくありません。数ヶ月とか半年に一回という感覚ではなく1ヶ月に数回とかそれ以上という感覚です。(あくまで僕の働く体感です)

 

緊急事態がなにか起きた時に、私がひとりで対応するなんて無理だ…パニックになっちゃったらどうしよう…」と考えるのも、初めは無理もありません。僕もまさにそうでした。

 

しかし、同僚が同じ建物内にいることがほとんどですので、何かあったときには同僚を呼べば自分ひとりで対応することはありません

 

ひとりぼっちでは、いっぱいいっぱいになってパニックになるかもしれませんが、同僚が一緒ならばなんとかなるものです。

 

事業所によって違いますが、夜勤にまだ慣れていない職員が勤務するときには、ベテランの職員とペアにしたりと配慮があるので、いざとなったら同僚をしっかり頼りましょう

 

救急車を呼んだり、応急処置をすることもありますが助け合いながら対応すればなんとか乗り切れるので安心してください。

 

実は夜勤中の介護はこれが一番大変?全く寝ない利用者…

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3つ目は不眠の利用者への対応やナースコールへの対応です。意外かもしれませんが、睡眠時間を削ることより緊急時の対応の不安よりも、これが一番きついという感覚を持っている職員もとても多いです。

 

認知症により時間間隔が薄れて昼夜逆転してしまっている利用者や、尿意が強く10分や20分間隔でトイレに行かれる方も少なくありません。

歩行が不安定で転倒の危険がある利用者の場合には毎回付き添わなければいけませんので、それが18時間近く続くとなると相当な疲労感です。

 

毎回の夜勤で同じことが起きるわけではないにしろ、時折このような対応が必要な場合には大きく体力を削られます。

 

医療体制が整っている施設ならば、ドクターやナースに報告し投薬で対応してもらうか、医療体制が無い施設であれば通院していただく必要があります。

利用者が夜眠れないからと繰り返しナースコールされる利用者もいたりと、長い夜の間には様々なことが待ち受けています。

 

さいごに

さいごに、夜勤に対する不安について3つのことをまとめておきます。

  • 特別夜に強くなくても夜勤はできる。仮眠がとれるかどうかはとっても大事。事前に確認すべき。
  • 緊急時の対応は同僚と助け合えば解決できる。
  • 不眠の利用者やナースコールへの対応はつきものだけどずっと続くものじゃないから乗り切りましょう!!

 

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