介護マガジン

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介護施設で夜勤してますが、仮眠とれなくてしんどい&きついです。

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仮眠が取れない…毎回完全徹夜…。

 

拘束時間18時間。仮眠2時間

 

実質16時間労働。(8時間×2日分)

↑これは世間に『示してある』勤務時間。

 

実際は、

拘束時間18時間。そのまま『勤務時間18時間』です。

 

 

※私自身の例で、世の中の介護施設が全てそうという訳ではありません。

 

ショートステイで介護の仕事をこなす。夜勤で仮眠がとれないのできつい。

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勤務中の仮眠って数時間でしょ?と思われるかもしれませんが、

その数時間でも仮眠ができるとできないでは大違いなんです。

 

16時間夜勤は一度の夜勤で消費する体力がハンパじゃありません。(増してや仮眠無しなら16時間を超えますからね…。)

 

勤務時間が長いことで身体的にも精神的にもきついのに加えて、勤務がハードなら疲れは倍増していきます。

 

これは私の実体験と同僚のみなさんも同じ事を言われますが、

 

夜勤明けで帰宅後、睡眠し起きたときこの世の終わりかと思うほど身体がしんどい日があります。

 

ちょっとやそっと寝たぐらいでは回復できない疲労が溜まっているのです。

 

私の職場では、年間を通じてほとんどの勤務が仮眠の取れない仕組みの中で、ごくまれに仮眠が取れる体制が整う日があります。

 

1~2時間仮眠をとれた夜勤の翌日は、残る疲労感がまるで違います

 

たかが数時間、されど数時間なのです。

 

 介護施設の夜勤で仮眠が取れない仕組みを解説

 1度に首を振れば『見渡せる』範囲のことを、1フロア(ワンフロア)、という表現をすることがあります。

 

『見渡せる』というのが大事なポイントで、階が違えば、さすがに見渡せません。

 

1Fから2Fは見守れないですし、逆もしかりです。

 

なので、1Fと2Fのように階が異なっていれば、別フロアということになります。

 

1つのフロアを1人で一晩中担当する場合

1F(利用者20名)

2F(利用者20名)

各階20名ずつを見渡せる構造ならば2フロアですね。

 

私の施設は1フロアに職員1名ずつの配置です。

 これが、1Fと2Fそれぞれに配置されている状態です。

 

となると、

  • ナースコールで呼ばれた
  • 物音がした場合の訪室
  • 定期の巡視

 

 

 

これを1フロア分、全て職員1名で行うことになります。

 

つまり、担当職員が目を離すとそこのフロアの状況は誰も把握できていない状態、詰まり寝るなんてとんでもないって話になるわけです。

 

コールも鳴らない、物音もしないともなるとウトウトしてしまうことはしょっちゅうですが、それでもしっかりとした仮眠をとることはできないです。

 

仮眠が取れる施設と取れない介護施設の見分け方

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介護施設で働いてみたいけど、夜勤が不眠不休なんて耐えられそうにないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな方のために、私なりに仮眠が取れそうな施設と仮眠がとれそうにない施設の見分け方を考えて見ました。

 

見分け方で重要なポイントは、主に2点あります。

 

1点目は単純で、

 

フロア数に対して、

夜勤の職員配置数の方が多いかどうか

 

を確認することです。

 

どういうことかといいますと、

 

2フロア→夜勤者2名…仮眠は難しい

2フロア→夜勤者3名…仮眠とれるかも?

 

という感じです。

 

仮眠が取れない配置

 

まず例えとして私が勤務している施設で考えてみます。

 

1F(利用者20名)

2F(利用者20名)

合計2フロア  夜勤者数2名

 

 これが1Fと2F各階にある状態。

 

となります。

 

フロアの数=夜勤者数

 

こうなると仮眠をとることは難しいでしょう。

 

仮眠はとっても構わないと決まっていたところで、担当フロアの利用者を常に張り付きで監視する状態です。

 

実際にはリスクが伴う為、ビクビクして眠れたもんじゃないということもあります。

 

仮眠が取れる配置

では

1F(利用者20名)

2F(利用者20名)

合計2フロア  夜勤者数3名

 

この場合ですと、仮眠がとれる場合が多いでしょう。

 

なぜかといいますと、職員を各フロアに配置しても、常に1名には余裕がある状態なので、

 

一時的に場を離れてもフロアに職員がいなくなるということが起こらない為です。

 

夜勤者人数には看護師も含まれることも多い

ここで注意したいのは、夜勤は、必ずしも介護職だけではなく、護師もするかもしれない、ということです。

 

夜勤者、というのは看護師も含めての人数で考えてみましょう。

 

例えば、2フロア→夜勤者介護職2名+看護師1名となれば、これは3名と考えて大丈夫でしょう。

 

介護職と看護師は職種こそ違うものの夜勤中に全く別の行動をするということは考えにくいです。

 

医療行為や処置以外に関しては同じ夜勤者として扱われていることでしょう。

 

なので、フロア数に対して夜勤者(介護職+看護職)が多い施設は仮眠をとれる可能性が高い施設、という風になります。

 

仮眠の取れる配置②

 

もう1点はすこしややこしいですが、フロア数と比べて夜勤人数が多くなくても、同じ階などで、

 

一時的には見渡すことは出来るという構造の場合です。

 

2フロア=夜勤者2人

でも仮眠が取れる形、ということです。

 

わかりやすく説明する為に、極端な例にします。

 

  • 1Fのみ
  • 20部屋でワンフロアが2つ(2フロア)
  • 夜勤職員は2名

 

この場合は先ほどの説明の通り行くと

 

 フロアの数=夜勤者数

 

となります。

 

フロア数より夜勤者数の方が多いわけではないので、仮眠をとる体制にはならないように感じます。

 

しかし、両方のフロアが同じ階にあり見渡せる場合。

 

一時的にであれば、1人で見渡すことが可能なので、仮眠を取れる場合があります。

 

 さいごに

このように、【夜勤16時間、仮眠あり】と簡単に表現されているような内容でも、

実際にはとても複雑な仕組みや人員配置が関係していることがあります。

 

最も確実なのは、施設側に「仮眠はとれますか?」とハッキリ聞いてしまうことです。

 

ウソはつけないと思うので、きちんと答えてもらえることでしょう。

 

 

今回は、夜勤の仮眠について掘り下げて書いてみました。

 

数時間の仮眠だけでも、次の日に残る疲労や同じ職場で長く続けていけるかどうか

大きく左右することは間違いありません。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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