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こんな家族は介護施設・介護士から嫌われる?【電話に出ない/『当たり前』を押し付ける】

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介護施設に任せたからもう私には関係ない。
そのような態度を前面に出すご家族の印象はとても悪く

 

一方で、

 

介護施設に任せたから自由になった時間を有効活用させてもらおう。
そのような態度で介護施設と接するご家族は好印象を与えるでしょう。

 

介護施設側に好かれようが嫌われようがどうでもいい?

 

そんなことはないと思っています。

 

介護施設と家族(介護者)との関係性が良ければ、それだけ要介護者との関係性も良く保てますし、


結果的に家族(介護者)のあらゆる負担を軽減してくれることに繋がることでしょう。

 

今回は、実際に経験したご家族の対応を紹介していきたいと思います。

 

 介護施設からの電話に出なければ折り返しもない家族

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まず前提として、施設側はよっぽどのことでない限りご家族に電話をするということはありません。


お迎えの時間に変更があったとか、事務的な連絡なら可能性はありますが…。

 

つまり電話をするということは、ご家族に伝えたいことや対応してほしいことがあるからです。

 

もちろんご家族にも仕事や家族、プライベートがあるのですぐに電話に出られないこともたくさんあると思います。


しかし、繰り返し電話し留守電も入れておいたにも関わらず、2日間折り返しの電話がなかったということも何度もあります。

 

みなさんは携帯電話の着信履歴を2日間確認しない、ということがありますか?

 

そして電話が繋がったかと思えば、

「忙しいからそっちで勝手にやってくれ」

というようなことを言われ電話を切られたり、というようなケースもありました。

 

費用がかかるようなことや体調の変化による病院受診の依頼など、施設側としてはご家族に確認してからでないと行動を起こせないことがいくつもあります。

 

それらの判断・責任はご家族に委ねられているからです。


施設側で対応できることに関しては精一杯対応しようとは努力しているはずですが、
ご家族の連絡が必要な場合には対応してほしいものです。


介護のプロなんだから高齢者や認知症のことは何でもわかるだろ、というスタンス

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これは男性のご家族にありがちですが、


「君らは介護のプロなんだから

うちの家族の介護の仕方なんて説明しなくてもわかるだろ?


のようなスタンスで話をされる方です。

 

特に、初めてその利用者様と対面した時のことですが、

 

「こういう風に対応してもよろしいですか?」

と聞いたことに対して


「は?そんなこともわからないの?」

というような態度を示されることがあります。

 

高齢者や認知症、麻痺の方など介護施設を利用される方への介護の方法や技術は、
ある程度『セオリー』とされているものはあります。

 

●●な方には■■という対応を。
▲▲の症状には★★のような声掛けを。

 

というようなものです。

 

しかし、利用者様は一人ひとり皆さん全く違う人間です。


性別も性格も年齢も、これまで生きてきた人生も全く違うのです。

 

ましてやそこにそれぞれの身体の状態や心の状態、病気が加わるので
1人として同じ対応なんてできるはずがないのです。

 

それを踏まえて、様々な対応を試しながらすすめていくという介護は
本当に毎日探り探りです。

 

介護のプロなんだから、全部わかるだろ?という考え方は、


施設側からすれば『介護の仕方はわかっても、その人のことは全部わからないよ。』という感覚になるのです。

 

その方にとっての最適な介護のヒントを、ご家族から教えていただけると介護士はとても対応しやすくなります。


ぜひともお願いしたいものです。


さいごに

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介護施設や介護士に感謝しろ!気を遣え!

 

と言いたいわけではありません。


料金を頂いて運営していたり、給料を頂いて働いているわけですから、対応することは当然です。

 

しかし、ご家族のよろしくない対応によって同じ施設を継続利用できなくなったり
要介護者が施設で快適に過ごせなくなったりしてしまうことがでてきてしまいます。

 

要介護者の為に、そして介護しているご家族のためにも、
介護施設や介護士との関係は健全であるべき、という想いをもとに書いてみました。

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